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    大阪府箕面市に本部を置く「社会福祉法人あかつき福祉会」からのお知らせと最新情報

    兵庫県立福祉のまちづくり研究所を見学しました! 

     箕面市立障害者福祉センターささゆり園生活介護事業では、重度重複障害のある方達の「このまちで自分らしく暮らしたい」を実現するため、先駆的実践をされている先進都市調査を実施していますが、今年度は10月8日に神戸市西区にある兵庫県立福祉のまちづくり研究所を見学させていただきました。

     同研究所は、社会福祉法人兵庫県社会福祉事業団が指定管理事業者として経営されている総合リハビリテーションセンターの中にあり、広大な敷地の中には、県立リハビリテーションセンター中央病院や障害者スポーツ交流館ほか、様々な施設・機能が併設されており、リハビリの県域中核施設として、高度で専門的なリハビリを中心に、保健・医療・福祉の総合的なサービスを提供されています。
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     ご案内いただいたのは、研究第一グループの大西俊介特別研究員さん。実は学生時代の先輩で、お会いするのは30年ぶり! 西へ東へご講演されている超ご多忙の中、貴重な時間を頂戴し、ご説明いただきました。研究所の機能は大まかに2つあり、1つは研究で、研究開発や政策提言、障害当事者の方々の自立支援に向けた様々な義肢装具の開発をされています。もう1つは研修で、高齢者や障害者支援関連研修や福祉用具・住環境改善等の普及研修を実施されています。
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     社会リハビリテーションの一環である障害者スポーツ交流館の2階、障害のある方が優先ですが、地域の方も利用できるトレーニングジム。
     写真下左は、視覚障害のある方用のトレーニング用タンデム自転車。写真下右は、兵庫県内でここにしかない車イスマラソン用のトレーニングマシン(車イスマラソン用の車イスは、前輪が1輪で、奥にある黒い支柱にその部分を固定するそうです。勿論、特注品!)
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     低床バス用の車イススロープが常設されているバス停(すべてのバス停にあれば!!) その下の写真の路面案内板は、実際に視覚障害のある方達に立ち会って頂き、どの位置に案内板があれば見やすいのか、という検証に基づき開発されたそうです。環境整備の重要性、勉強になりました!
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     昼食は、多機能型事業所「あけぼのの家」さんのパン! 噂にはお聞きしていましたが、これ、本当に美味! 「『福祉だから』で買って頂くようではダメ、本当に美味しいモノをつくろう!」という思いで、実際にプロのパンやさんに助言いただいたそうです。職場のお土産にクッキーやラスクを買って帰ったのですが、翌日には無くなっていました。通販はされていないのでしょうか? 
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     福祉用具の展示コーナー。様々なタイプの車イス、特殊食器、意思伝達装置、介護用リフトなど、ないものはないのではないかと思えるほどの福祉機器が展示されていました。(チタン製チェアスキーも展示されていましたが、最新のチェアスキーは、レーシングカーと同じカーボン製とのことでした。)
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     篠山市にある株式会社「おめめどう」さんが開発されたコミュニケーションメモ帳。沢山の種類があります。写真下右側のメモは「どうしてメモ(氷山モデル)」で、おにぎりの形の線より上の部分に結果を、下の部分に理由を書きます(例.上:家で遊びます、下:雨が降っているからです)。もう1つの使い方は、困った事を共有、解決を探るツールとして活用します。氷山は水面下に大部分が隠れています。そこで、上に困っていることを(人を叩く、つばをはく)、下に原因や理由(コミュニケーションがとれない、要求や拒否が言えない、感覚過敏)を書き込み、当事者、支援者双方の「とうして」を探る手がかりにします。 う~ん、よくできてます。
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     重度重複障害のある方達が、障害のない方達と等しく地域で「普通に暮らす」ためには、様々な課題があります。中でも住宅確保はとても切実な課題で、昨年8月に見学させていただいた横浜市の社会福祉法人「訪問の家」さんのグループホーム(重心の方が暮らされることを前提に、住宅を設計、建築)にも感動しましたが、今回の見学の1つのメインがこの「テクノハウス神戸」です。完全バリアフリーはいうまでもなく、障害のある方達が生活する家として、様々な工夫が随所に施されていました。
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     写真左の白い警報器は、視覚・聴覚障害のある方へ火災警報をお知らせする臭気(わさび臭)発生装置で、建物内4箇所に設置されています。写真下右は、コントロールモニターと息の吹きかけ・吸い込みで起動するスイッチです。
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    ワイヤレススイッチで自動開閉できる窓、ちなみに玄関ドアもワンタッチで自動開閉、施錠が可能!!
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    視覚・聴覚障害のある方が建物全体の施錠状態を把握できるボード
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    トイレも様々。写真左上は、上下可能式のトイレ。写真下のお風呂も左右の台が可動するため、どちらからでもアプローチが可能!
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     最後に教えていただいたのは、自閉的傾向のある方へのコミュニケーション補助ツール、任天堂DS「あのね」。直接任天堂にかけあって協同開発されたそうです。会話補助(入力語句のおしゃべり機能)やスケジュール登録管理、タイマー機能(次のスケジュールまでの残り時間掲示等)、写真の取り込み等が可能なスグレモノです。だれでも安価で購入できるゲーム機という発想も凄いのですが、スマホやタブレットと違い、壊れても修繕が安価という、実際の使用後を想定し、メンテ経費まで考え、開発された点が何より凄い!。「ないものは作ったらエエねん」と一言。かっこ良すぎます。
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     ここには掲載できないほど、沢山の発見がありました。実際に現地へ出かけ、実感すること、やはりとても大事であると再認識しました。利用者さんも職員も、施設にこもりっきりではあきまへん。
     大西先輩! 本当にありがとうございました。重度重複障害のある方達が住み慣れた地域で、安心、安全、人として「普通に暮らす」ことを実現するためのイメージが見えてきました。同行させていただいた若手スタッフにとっても、大変良い刺激になりました。恐らくすぐ(?)相談に伺いますので、これからもご指導、ご助言をお願いいたします!! 「ないもんは作ったらエエねん」・・・・。このフレーズ、使わせて頂きます。

    (ささゆり園 園長 加藤)

    カテゴリ: 他施設訪問・学習会

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    法人理念浸透のための研修会を実施しました!‎ 

     平成26年8月20日(水)及び9月19日(金)の2日間で、あかつき福祉会全職員を対象に、当福祉会理事であり同志社大学社会学部教授の「小山 隆」さんを講師に「法人理‎念に基づく支援とは~福祉の基本的考え方と援助原則の理解を通して~」と題し、研修を行いました。‎

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    ‎ 研修の内容は、我々の日々の支援に直結しており、利用者さんやご家族は遠慮してしまうものだという「遠慮の構造」の話や人間は後悔する生き物であるという「自己決定の揺らぎ」‎の話など、はっと気づかされるものばかりでした。‎
    ‎ 私自身も研修の中であった「(あつもの)()りて(なます)()く(前の失敗に懲りて、度を越して用心深くなることのたとえ)」思いを利用者さんにさせていないか自分自身の支援を再度見直す必要があると強く思いました。‎

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     理念や行動指針というものは文章で書いてあるものを読むだけではなかなか理解できないものです。また、文言だけ暗記していても実践に繋げていなければ意味がありません。  ‎
     今回の研修を通して全職員がその内容を深く理解するとともに実践に繋げ、理念や行動指針を飾りではなく、本当に意味のあるものにしていってほしいと願います。‎

    ‎(理念プロジェクトチーム 小山)‎

    カテゴリ: 他施設訪問・学習会

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    「(社会福祉法人)訪問の家」さんを見学してきました!! 

    現在の箕面市立あかつき園は、昭和53年に建設され、利用者さんが慣れ親しんだ施設も今年で早35年・・・。
    とりわけ阪神淡路大震災以降は、雨漏り等老朽化が激しく、大雨が降る度に施設内のあちこちに第2の「箕面大滝」が出現?・・・。‎

    そこで、箕面市健康福祉部障害福祉課の皆さんと「あかつき園再編整備」に向け、担当者レ‎ベルで継続的に協議を実施していますが、いま1つ具体的な将来イメージが描けない・・・。‎というわけで、平成25年8月2日(金)、先進都市調査の第一弾として障害福祉課さんと合同(全12名!!)で、神奈川県横浜市にある「社会福祉法人 訪問の家」を見学してきました。‎

    皆さんご存じのとおり、訪問の家さんは、「医療的ケア」という言葉が生まれる遙か以前で‎ある昭和47年、重い障害のある子ども達が通える「訪問学校」を地元小学校に開設したことを契機に、昭和58年には卒業生の進路として朋作業所を開設、また昭和61年の障害者通所更生施設「朋」開設以降も決してブレることなく「メンバーさん中心」の支援活動を展開、他に例を見ない先駆的事業を次々と開拓されてこられたパイオニア的法人さんです。初めて見学する支援スタッフにとっては、「一生一度のお伊勢参り」的な高揚感があります。‎

    訪問の家さんのHPは、ここをクリック!! http://www.houmon-no-ie.or.jp/‎

    1朋 入口看板   2朋 玄関前
    横浜市栄区にある「訪問の家」さんの本部、生活介護や診療所のある「朋」、サポートセンター「径」(横浜市単独事業:障害者地域活動ホーム)・「桂台地域ケアプラザ」(横浜市単独事業:高齢者サービス)は同一の敷地内にあります。‎

    3朋 多目的ホール
    ‎「朋」1階多目的ホール。各グループの活動部屋に面しており、プロの演奏家さん達をお招きし、年間40回ほどコンサートを開催されているそうです。昭和61年の設計とは思えな‎い、斬新な構造です。(あかつき園再編にも、将来を見越した設計が必要!!)‎

    4朋 施設長 説明   5朋 理事長挨拶
    生田目施設長さん(写真左)による「朋」「郷」のご説明、冒頭、名里理事長さん(写真右、‎左端)にもご挨拶をいただきました。‎

    6朋 朝の会バーン   7朋 嵐24h募金
    朋の名物(?)、朝の打ち合わせ風景です。メンバーさんのイキイキされた表情、そしてメンバーさんの活動を「まん中」に据えて支援されるスタッフさん達の笑顔、とっても素敵でした。右の写真は、8/24の24時間テレビで、アイドルグループ「嵐」に会いに行くため、募金活動をされているメンバーさんです。小野健康福祉部長が率先して募金されていました。ところで、メンバーさん、お目当ての方にお会いできましたか?‎

    8朋 リフト
    浴室に設置された移動用リフトです。このリフト、前後左右へ縦横無尽に動き、かつ別の部屋へ乗り継ぎができる「スグレモノ」です! この後に見せて頂いた多機能型拠点施設「郷」‎さん、ケアホーム2箇所の至る所にこのリフトが設置されていました。‎

    9朋 だいち クッキー   10朋 銀河
    左の写真は、元々職員室だった場所を改築してクッキー作りをされている「だいち」グループの皆さん。近隣小学校の学童保育のおやつとして契約されており、小学生の方達は、配達に行くメンバーさんを「名前」で覚えている、というお話が印象的でした。‎
    右の写真は、作業所時代からの手染め作業をされる「銀河」グループの皆さんです。‎

    11朋 銀河(演奏アシスト)
    ‎「銀河」グループのお部屋にあった太鼓の演奏アシスト装置、これは近隣の湘南工科大学と協働研究・開発で制作されたそうです。ピンクと青のパットを押すとバチが動き太鼓をたたきます。その他にもエレキギターの演奏アシスト装置やアルミ缶自動圧縮装置、クッキー作りの粉振るい機や自動カッター等も同じ大学と協働で開発されているとのことでした。(キ‎ーワードは「地域の力」「地域連携」!)‎

    12朋 あさひ ハーブソルト   13朋 あさひ地ビール
    区内の障害者団体と協働で見学者用「お土産パック」を開発することになり、敷地内で栽培したハーブでハーブソルトを製造している「あさひ」グループ。パッケージのタグはプロデザイナーの方にボランティアで作って頂いたそうです。右の写真は、映画「朋の時間」にも出演されていたメンバーさん。地ビール製造でメンバーさんやボランティアさんと盛り上がっているそうです。‎

    14朋 つばさ空き缶プレス
    アルミ缶リサイクル作業に取り組まれている「つばさグループ」、右下でエプロンをされている方は看護師さん。その間にある機械も湘南工科大学と協働開発されたアルミ缶自動圧縮装置。投入する際、メンバーさんに合わせ、高さや角度を変えられる設計になっています。‎

    16朋 2階診療所   17朋 診療所別階段
    ‎「朋」の2階にある診療所です。一番手前のお部屋は常勤の歯科衛生士さんによるブラッシング指導、奥の2部屋が診察室でした。写真右にある手前の階段から、直接診療所を利用することもできます。‎

    18径 外観
    ‎「朋」と同一敷地内にある障害者地域活動ホーム「径」(障害者デイサービス、相談事業、‎ショートステイ・日中一時等)と桂台地域ケアプラザ(高齢者デイサービスセンター、居宅介護事業等)が一体となった複合施設です。地域の方が利用できる公民館的な機能もあり、‎名里理事長さん曰く「法人の活動理念と一致しており、地域の人達がここでいろいろ活動することができるナイスな場所」だそうです。(あかつき再編のヒント「公民館的機能+障害・高齢サービス」?)‎

    19郷 外観
    次に案内していただいたのは、「朋」から歩いて200歩(?)、昨年10月にオープンした多機能型拠点施設「郷」です。う~ん、リゾートホテルかレストランのような外観! 設計コンセプトは「南プロヴァンス風」。事実、完成直後にご近所の方がレストランと間違って入ってこられたそうです。しかし、建設コストは随所に工夫されているため、決して贅沢な作りにはなっていません。これからの福祉施設建設のヒントがここに凝縮!?‎

    20郷 相談室   21郷 ショート居室
    写真左は、「郷」1階相談室。もう一つストレッチャーでも利用可能な相談室があります。‎
    ‎「郷」には「朋」もない機能を盛り込んだとのことでした。‎
    写真右は、落ち着いた色調のショートステイ居室。ちなみにリフト、エアコン、手洗いは4‎室全てに標準装備されています。室内高も家庭的な雰囲気を出すため、施設より低く設計されており、利用されるメンバーさんも落ち着いてよく眠られるそうです。‎

    22郷 ショートリビング   23郷 ショートキッチン
    写真左:「郷」1階のリビング。あのリフトが設計段階から盛り込まれているため、違和感がなく、天井のLED照明にもぶつからない設計になっています。‎
    写真右:「郷」1階のキッチン。調理は基本的に加熱のみ、近所にある「径」ショートステ‎イで調理した食事を専用容器に入れ、自動車で運搬し、衛生面をクリアされています。‎

    24郷 ショート浴室
    ‎「郷」1階にある浴室です。機械浴が設置されていますが、ご努力により格安で設置されたそうです。‎

    25郷 自家発電室
    ‎「郷」1階にある自家発電装置。施設全体はカバーできませんが、指定された場所への電力‎供給は可能で、軽油により22~23時間程度は稼働します。東日本大震災以降、何回か停電したそうですが、その際は確実に起動したそうです。‎

    26郷 2階日中一時   27郷 2階バルコニー
    写真左:「郷」2階日中一時室。採光に配慮した設計になっています。ちなみに「郷」のショートステイ・日中一時は、医療的ケアのある方のみ利用できます。医療的ケアのない方は‎「径」のショートステイ・日中一時を使われるそうです。‎
    写真右:ワイドなバルコニー。花壇には自動灌水装置付でハーブを植栽。夏場はプールを設置されるそうです。‎

    28郷 2階診療所
    ‎「郷」2階の診療所‎
    ‎○現在は週3回診察‎
    ‎○対象区域は近隣の栄区、港南区、戸塚区の3区(8/2現在の登録者数は112名)‎
    ‎○初めて利用される方には初回登録時にカルテを作成‎
    ‎○診察に際しては事前予約が必要‎

    その他
    ‎ ○「郷」のショートステイには看護師が常駐宿泊
    ・夜間でも勤務医への連絡相談が可能
    ‎  ・状況に応じ、勤務医が宿泊看護師に指示書を発行
    ‎ ○今年の5月以降、未成年の方の宿泊を開始‎
    ‎ ○学齢期の方の利用が多い。‎
    ・事由:医療的ケアを理由に学齢期の方が利用出来るサービスがない
    ‎  ・「郷」の日中一時営業時間:8時から20時
    ‎  ・「郷」が利用できるので、初めて兄弟姉妹の運動会や授業参観に参加できた

    29ch ふぉーぴーす
    ケアホーム「ふぉーぴーす」(平成14年7月開設)です。とても築11年目とは思えない新築のようなお家!!家賃の半額は横浜市からの補助があります。このお家は、設計段階から朋のスタッフさんと大家さんと相談し、35年の長期契約を締結している、とのことでした。メンバーさんも大家さんもいわゆる「WIN WIN」な関係のようで、利用者さんに応じたお家をこの手法で建設されるとはさすがです!!‎

    30ch ふぉーぴーすリビング   31ch ふぉーぴーす浴室
    ‎「ふぉーぴーす」1階のリビングと浴室です。ヘルパーさんは、同一法人内のヘルパーステーシ‎ョン「さくら草」から派遣されているそうです。‎

    32ch ふぉーぴーすリフト   33ch ふぉーぴーすエレベーター
    写真左:トイレ(あのリフトがここにも!!)‎
    写真右:ホームエレベーター完備。右の方がケアホームを案内していただいた田崎総括所長さんです。「メンバーさんと接することは楽しい、またスタッフとメンバーさんのことについて情報共有することはめちゃめちゃ楽しい。とにかく楽しくなければ次へ発展しない。」‎というお言葉、響きました。‎

    34ch 理念を掲示   35ch 緊急通報装置
    写真左:ケアホーム2階の事務所に法人理念が掲載されていました。‎
    写真右:火災発生時等の緊急通報装置

    36ch はぴねす寝息モニター   37ch はぴねす寝息モニター
    寝息モニター(左がマイク、右が事務所内のスピーカー)。定期巡回はされないため、メン‎バーさんの状況は空間センサーやこのモニターで把握されているそうです。‎

    38石碑 集合写真
    最後に石碑の前で記念写真

    39石碑
    ‎「朋」を作ってこられた日浦前理事長さん、スタッフの皆さん、メンバーさん、ご家族の皆さんの思いが聞こえてきそうな石碑です。この言葉は本当に深くて強い。‎
    ちなみにこの石碑は、広島平和記念公園内にある慰霊碑(「安らかに眠って下さい」と刻まれた石碑)と同じ石でできているそうです。‎
    名里理事長さん、スタッフの皆さん、そしてメンバーの皆さん、イベント前日の大変お忙しい中、本当に有り難うございました。どんなに重い障害があっても「生き難さ」を感じることのない、真に豊かな地域コミュニティ箕面をめざし、私たちもガンバリます!!‎

    (ささゆり園 園長 加藤)

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    ‎「萩の杜」へ見学に行って来ました 

     ‎9月19日(水)、社会福祉法人北摂杉の子会さんが運営する知的障害者生活施設「萩の杜」(詳しくはココをクリック)へ見学に行きました。今回の見学は、「発達障害のある利用者支援の取り組み(特に行動障害のあるご利用者への関わり方、環境整備など)を学ぶ」ことが目的でしたが、当日は、「萩の杜」の勝部施設長と木戸副施設長がご多忙にも関わらず、‎施設の概要、事業の内容と運営、自閉症や発達障害のある利用者支援の取り組みについてのお話や施設の見学など、約4時間にわたってとても丁寧に説明して下さいました。‎

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    ‎ 「萩の杜」は「地域に生きる」という理念のもと開設された施設ですが、ご利用者は自閉症や発達障害のある方が中心で、職住分離(生活の場と仕事の場をわける)や毎日の入浴など、普通の生活リズムを尊重した暮らしの支援を行っておられたり、ユニットケアを導入しグループ単位での暮らしの支援を行っておられます。現在は4つのユニットで構成されており(1ユニット12~14名)、職員もユニットごとに配置し、ご利用者との信頼関係の構築や統一した支援サービスの提供を心掛けておられます。‎

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     勝部施設長の話しの中で、「組織体制を整備し、それぞれの役割を明確にすることで職員のやりがい、モチベーションアップに繋がる」という話しもされていましたが、「萩の杜」‎の職員皆さんがいきいきと仕事をされていたのがとても印象的でした。また、職員個々の研修希望と事業所からの役割期待をすり合わせた年間個人研修計画を立案されるなど、人材育成にも力を入れておられました。‎

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     施設では、ご利用者それぞれに合わせた「物理的構造化」「スケジュール」「視覚支援」など、ご利用者が見通しを持って安心した生活が送れるよう、様々な環境作りの工夫がみられました。また、そのほとんどが職員さん手作りのものだったため、某職員は「同じもの作るで!!」とさっそく翌日にその材料の買い物に行っていました。‎

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    ‎     「個々にあわせたスケジュール」        「楽しみながらできるストレッチ」‎

     木戸副施設長からも「基本的に萩の杜での取り組みで役立つことがあれば、全てお伝えさせて頂きます」と、とてもありがたいお言葉。特に個別支援計画関連の話しを中心にお聞きしましたが、「萩の杜」では個別支援計画を確実に遂行できるよう、効率性を目的としたモニタリング表や進捗管理表の使用、また、「ヒヤリハット報告書」も職員の目(手)の届くところに置いてあるなど、それぞれの書式には通常業務に支障をきたさたいよう様々な工夫がされておりとても参考になりました。‎

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    今回見学させて頂いた職員の感想を紹介します。‎
    ‎○個別支援の原則に立って、必要な環境整備の1つである支援グッズをいろいろと拝見させていただくと、そこには余暇を過ごすためのグッズやスケジュールなど職員の知恵と工夫があちこちにありました。また、日々の支援内容を決定するプロセスでは、個別支援計画書やアセスメント票の他に、実施計画書を作成し、支援の具体的な落とし込みや支援の標準化を図るためのマニュアル整備などを行い、支援内容を高める工夫もなされているなど、‎学ぶべきところがたくさんあった見学でした。‎
    ‎○今回の見学は日々の利用者支援に関することや、業務の進め方、職員の育成、リスクマネージメント等多くの事を学ぶ機会となりました。あかつき福祉会でも取り入れていけることはどんどん実行していき、もっともっと利用者さんにとっても、職員にとってもよい施設としていけるよう努力していきたいと感じました。‎
    ‎○施設長の「利用者にとっては生活の場、職員にとっては働く場であり、その両者のギャップを埋めていきたい」という話が印象的でした。利用者支援の向上と適切な労務管理のバランスを取ろうという施設長の姿勢は、見学者でありながら、とても頼もしく見えました。‎
    ‎○「萩の杜」は開設してから10数年の中で事業の整備と拡大を進めてきました。開設当初から携わってきた方は管理職となり、自分たちが大切にしてきた「思い」を若い世代に伝えていくことが現在の課題だと言われていました。「思い」を伝え、広めていくこと、目の‎前のことだけではなく大きな視点で福祉を捉えることなど、今回の見学は「福祉業界で働く者として何が大切か」ということを改めて考えるよいきっかけとなりました。‎

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     最後に、勝部施設長はじめ、木戸副施設長、ご利用者の皆さん、他職員の皆さん、大変お忙しい中、丁寧に案内して頂きありがとうございました。また貴重な資料等もたくさん準備していただきましてありがとうございました。‎
     今回の見学は我々の施設でも参考になることがたくさんありましたので、今後のご利用者支援、施設運営等に生かしたいと思います。‎

    (箕面市立障害者福祉センターささゆり園 主任 家村)

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