大阪府箕面市に本部を置く「社会福祉法人あかつき福祉会」からのお知らせと最新情報
初挑戦! そうだ! ささゆり園に泊まろう! 『トワイライトプログラム&宿泊体験』
2013/11/18 11:20:59 Mon.
箕面市立障害者福祉センターささゆり園(生活介護)では、11月1日(金)~2日(土)に『トワイライトプログラム&宿泊体験』を行いました。これは、2年前から実施してきた『トワイライトプログラム』(昨年のブログをご参照ください)を発展させたもので、トワイライト後はそのままお泊まりいただく!という企画です。ケアホームで過ごされている方等を除き、17名の方が参加されました。
今年のテーマは、「めざせ!1泊旅行」。旅行と言えばやっぱり温泉!しかし、ささゆり園に温泉があるわけではないので、いつもの浴室に利用者の皆さんが腕によりをかけて趣向を凝らされました! 手づくりの「のれん」をくぐれば、そこはもう立派な温泉郷!(と呼ばせてください)


温泉の種類は、にごり湯の大浴場、カプチーノのような泡風呂、そしてアロマが香り、幻想的な光と音楽が流れる癒しの湯の3つです。バックの富士山や海の夕日の絵がより一層雰囲気を引き立てており、いつもと同じ場所なのに、みんなで入ることでよりテンションアップ! 極上の笑顔を頂戴しました!



入浴後は、ゲームをする人、映像で夢の国のパレードやイベントを見たり、世界各国の名所巡りをする人など、それぞれ大宴会までの時間を過ごされました。


夕食の時間になるとテーブルに置かれた豪華なお重にみんなの目は釘づけです。ちらりと覗き見している人も・・・。
みんなで一斉にふたを開けると「おぉ」と歓声があがり、「かんぱーい!」の合図でいよいよ大宴会の開始です!みんなで食べて、飲んで、歌っての大騒ぎ!こういう食事はいつもよりも進んでしまうのが何とも不思議です。




美味しい食事の後は、夜の一大イベントの花火です!
暗闇を照らし出す色鮮やかな閃光はとっても美しく幻想的で、今日一日を締めくくるのにふさわしいものでした。
特に横いっぱいに広がるナイアガラの滝は迫力があり、みんな大興奮でした。



医療的ケアを要する利用者の方々にとっては、家族のかた以外での外泊は生まれて初めて、あるいは修学旅行以来という方がほとんどでしたので、午後8時以降は、スタッフ総動員体制で臨み、夜間の医療的ケアなどについては、看護師4名を中心に体制を整えました。
内心どうなることか、と少しハラハラ・・・。しかし、結局、何事もなく、時間は過ぎていきます。いつもの通い慣れた場所、よく知る仲間の方達と一緒だったということで、ご安心していただいたのか、午後10時にはほとんどの方がおやすみされていました。皆さんが「安心してお休み頂いた」ということは、支援スタッフによっては何より嬉しく思いました。
私たち生活介護事業の支援スタッフは、日中、いわゆる9時5時の間、皆さんと一緒に過ごしていますが、今回の宿泊体験をとおして、改めて「日中の支援以外は何も知らない」という事実を思い知らされました。お薬の種類の多さを含め、夜間のサポートは日中にも増して緻密さ、確実性を求められます。僅か1泊でしたが、日々夜間サポートをされているご家族の大変さを実感することができました。



夜も明けて朝食の時間です。ご飯派の方には残念でしたが、パンのバイキングです。ランチパックだけでも15種類ほどの味があり、選ぶのに迷っておられました。そして、朝のコーヒーは、人気の「バリスタ」で入れたものなので一味違います。


あっという間でしたが、とても中身の濃い充実した2日間でした。利用者の皆さんにとっても「家族と離れて過ごす」ことは、自分らしい暮らしへの第一歩であり、仲間の方との友情もより深まったのではないでしょうか。
とりわけ、医療的ケアが必要な方は、家族や医療職等ケアができる人が限られるため、ショートステイ、ケアホーム、ガイドヘルプを使っての旅行等はなかなかハードルが高く、家族と離れて宿泊する機会はほとんどないのが実情です。
少しでもそのような機会が増えていくよう、今回の体験を活かし、もっともっと発展させていきたいと考えています。乞うご期待!!

宿泊体験をとおして、支援スタッフ全員が実に生き生きしていたことはとても印象深く感じました(決して普段の支援で生き生きしてないわけではありません! 念のため)。
新たな挑戦というのはとてもエネルギーが必要です。しかし、挑戦することによって得られる感動やワクワク感、一体感は、汗を流した者のみ頂戴できる素敵なご褒美! 多くの学びがあり、困難を突破する力、モチベーションを高めてくれたと思います。
今後も私たち支援スタッフは、制度や枠にとらわれるのではなく、利用者さんファースト! 去る10月29日に西宮市総合福祉センターで開催された勉強会で学んだことを活かし、利用者さんにとって何が一番必要なのかを考え、どんどん新しいことに挑戦していきたいと思います!!
(ささゆり園 小山)
今年のテーマは、「めざせ!1泊旅行」。旅行と言えばやっぱり温泉!しかし、ささゆり園に温泉があるわけではないので、いつもの浴室に利用者の皆さんが腕によりをかけて趣向を凝らされました! 手づくりの「のれん」をくぐれば、そこはもう立派な温泉郷!(と呼ばせてください)




温泉の種類は、にごり湯の大浴場、カプチーノのような泡風呂、そしてアロマが香り、幻想的な光と音楽が流れる癒しの湯の3つです。バックの富士山や海の夕日の絵がより一層雰囲気を引き立てており、いつもと同じ場所なのに、みんなで入ることでよりテンションアップ! 極上の笑顔を頂戴しました!






入浴後は、ゲームをする人、映像で夢の国のパレードやイベントを見たり、世界各国の名所巡りをする人など、それぞれ大宴会までの時間を過ごされました。




夕食の時間になるとテーブルに置かれた豪華なお重にみんなの目は釘づけです。ちらりと覗き見している人も・・・。
みんなで一斉にふたを開けると「おぉ」と歓声があがり、「かんぱーい!」の合図でいよいよ大宴会の開始です!みんなで食べて、飲んで、歌っての大騒ぎ!こういう食事はいつもよりも進んでしまうのが何とも不思議です。







美味しい食事の後は、夜の一大イベントの花火です!
暗闇を照らし出す色鮮やかな閃光はとっても美しく幻想的で、今日一日を締めくくるのにふさわしいものでした。
特に横いっぱいに広がるナイアガラの滝は迫力があり、みんな大興奮でした。




医療的ケアを要する利用者の方々にとっては、家族のかた以外での外泊は生まれて初めて、あるいは修学旅行以来という方がほとんどでしたので、午後8時以降は、スタッフ総動員体制で臨み、夜間の医療的ケアなどについては、看護師4名を中心に体制を整えました。
内心どうなることか、と少しハラハラ・・・。しかし、結局、何事もなく、時間は過ぎていきます。いつもの通い慣れた場所、よく知る仲間の方達と一緒だったということで、ご安心していただいたのか、午後10時にはほとんどの方がおやすみされていました。皆さんが「安心してお休み頂いた」ということは、支援スタッフによっては何より嬉しく思いました。
私たち生活介護事業の支援スタッフは、日中、いわゆる9時5時の間、皆さんと一緒に過ごしていますが、今回の宿泊体験をとおして、改めて「日中の支援以外は何も知らない」という事実を思い知らされました。お薬の種類の多さを含め、夜間のサポートは日中にも増して緻密さ、確実性を求められます。僅か1泊でしたが、日々夜間サポートをされているご家族の大変さを実感することができました。





夜も明けて朝食の時間です。ご飯派の方には残念でしたが、パンのバイキングです。ランチパックだけでも15種類ほどの味があり、選ぶのに迷っておられました。そして、朝のコーヒーは、人気の「バリスタ」で入れたものなので一味違います。




あっという間でしたが、とても中身の濃い充実した2日間でした。利用者の皆さんにとっても「家族と離れて過ごす」ことは、自分らしい暮らしへの第一歩であり、仲間の方との友情もより深まったのではないでしょうか。
とりわけ、医療的ケアが必要な方は、家族や医療職等ケアができる人が限られるため、ショートステイ、ケアホーム、ガイドヘルプを使っての旅行等はなかなかハードルが高く、家族と離れて宿泊する機会はほとんどないのが実情です。
少しでもそのような機会が増えていくよう、今回の体験を活かし、もっともっと発展させていきたいと考えています。乞うご期待!!

宿泊体験をとおして、支援スタッフ全員が実に生き生きしていたことはとても印象深く感じました(決して普段の支援で生き生きしてないわけではありません! 念のため)。
新たな挑戦というのはとてもエネルギーが必要です。しかし、挑戦することによって得られる感動やワクワク感、一体感は、汗を流した者のみ頂戴できる素敵なご褒美! 多くの学びがあり、困難を突破する力、モチベーションを高めてくれたと思います。
今後も私たち支援スタッフは、制度や枠にとらわれるのではなく、利用者さんファースト! 去る10月29日に西宮市総合福祉センターで開催された勉強会で学んだことを活かし、利用者さんにとって何が一番必要なのかを考え、どんどん新しいことに挑戦していきたいと思います!!
(ささゆり園 小山)
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