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    大阪府箕面市に本部を置く「社会福祉法人あかつき福祉会」からのお知らせと最新情報

    【支援センター】ヘルパー向け「救命救急研修」を行いました 

    平成28年9月21日(水)、30日(金)の両日、ヘルパーステーション「ウイズ」にてヘルパー研修の一環として「救急救命講習」を行いました。
    両日とも箕面消防署(西分署)の救命士さんをお招きして午前10時からご指導いただきました。
    登録ヘルパーさん対象でしたが、グループホームの世話人さん、食事作りさんにも参加を募り各日10名以上ずつの参加となりました。

    内容は・・・「救命入門コース(90分)胸骨圧迫、AED(自動体外式除細動器)の使用について」
    写真1 写真2

    まずは、胸骨圧迫の方法について教えていただきました。
    このような「あっぱくん」というグッズを使用して、ピンクのハートクッションを心臓部分に見立て、圧迫していきます。
    写真3 写真4

    これを圧迫すると音が鳴るのですが、かなり強く押さないと鳴ってくれません。
    この音が鳴るほどの力で圧迫し、それも速く、絶え間なく圧迫しなければならないそうでそれを1分間続けて練習したのですが、かなりの重労働でした。
    もし倒れている人に、反応がなく、呼吸が無い場合この胸骨圧迫を1分に100回を目安に、行なうのだそうです。
    それでも意識が戻らない場合はAEDを使うことになります。
    AEDに関しては使い方を教わっただけで実際に練習はしていませんが、開いた際の音声メッセージを聞いたり、使用手順や電極パッドを張り付ける場所などを教えていただきました。
    写真5 写真6
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    救命処置の流れとしては、胸骨圧迫→人工呼吸(ためらわれる場合は胸骨圧迫のみを続ける)→AED装着→心電図の解析→電気ショック→再度胸骨圧迫を救急隊に引き継ぐまで、意識が戻るまでは続けるのが良いそうです。
    もし、勤務中に利用者や、職員が倒れたりした場合、もしくは災害時、いつどのような時に誰かを救助しなければならない場面に遭遇するかわかりません。
    そのような時に少しでもこのような研修で得た知識があるというだけで、焦らず実施できる自信につながるのではないでしょうか。
    一度、研修を受けただけでは実践できるかわかりませんが、そのような場面で「勇気をもって」挑むことができると思います。
    このような研修はだれでも無料で受講することができます。
    https://www.city.minoh.lg.jp/kyuukyuu/kyuumeikousyuu.html
    受講してみたい!という方は箕面市のホームページをご覧ください。
    ヘルパーステーション「ウイズ」のヘルパー研修としてはまた来年、何か業務に役立つ内容で一年に2回は研修を続けていく予定です。

    (地域生活総合支援センター 山谷)

    カテゴリ: 職員研修

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