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    大阪府箕面市に本部を置く「社会福祉法人あかつき福祉会」からのお知らせと最新情報

    【支援センター】感染症等防止研修(ヘルパー研修)を実施しました 

    平成29年9月26日(火)、地域生活総合支援センターでは、登録ヘルパーさんや職員を対象とした感染症等防止研修を実施しました。
    講師は、箕面市立病院 チーム医療推進部 感染対策チーム担当副部長 感染管理認定看護師 四宮 聡(しのみや さとし)氏をお招きしました。
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    研修の内容としましては、これからインフルエンザやノロウイルスが流行る時期となりますが、職員数名に感染症の話しを伺うと、嘔吐処理方法や手洗いの方法などがバラバラであったため、今後、未然に防止する方法や感染拡大しない方法等の学ぶ機会となればと思い感染症等防止研修を企画しました。
    また、今回の研修は近隣施設の北摂福祉会さんにも声をかけさせていただき、北摂福祉会さんとの共同開催となりました。
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    今回の研修は講義と実技の2本立てです。
    地域生活総合支援センターでは、利用者さんと一緒に外出したり(移動支援、居宅介護)、利用者さんの生活を支える(共同生活援助、短期入所)事業を行っているため、感染症対策はとても身近な問題です。
    講義では、手洗いの順番から、嘔吐処理方法、感染予防、抗生物質、耐性菌等にいたるまでの基礎知識をお話いただきとても勉強になりました。

    ≪実技その1≫
    アルコール消毒方法の様子です。
    参加者にいつもどおり使用してもらうと…やはり不十分でした。
    感染症がうつる道は「接触・飛沫・空気」の3つだけであり、そのほとんどが手指を介しているとの事なので「指先まで意識して消毒する」ということはとても大切です。
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    ≪実技その2≫
    手袋・エプロンの着脱方法の様子です。
    嘔吐物を処理した後など、正しい着脱をしないと、自分自身が感染源になってしまい、感染拡大を引き起こす可能性があるため、最後まで注意が必要です。
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    研修の最後は質疑の時間でしたが、事前に質問していた事も含め、一つ一つとても丁寧に分かり易く回答下さり、日々思い悩んでいた職員も安堵の表情を浮かべていました。
    また、研修が終わってからも四宮さんの元に駆けつけて質問するなど、とても関心の高い研修となりました。
    今回の研修を受け、「今まで実施していた予防対策が間違っていた!!」とショックを受ける職員、アルコールスプレーを買いに走る職員など、職員1人1人の感染症に対する意識が明らかに大きく変わり、早速効果も現れていました。
    今後も利用者さん1人1人が安心した生活が送れるように継続して感染症防止対策を行っていきたいと思います。
    四宮さん本当にありがとうございました。

    (地域生活総合支援センター 家村)

    カテゴリ: 職員研修

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