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    大阪府箕面市に本部を置く「社会福祉法人あかつき福祉会」からのお知らせと最新情報

    【法人本部】新たな仲間を対象とした職員研修をしました 

     今回は、以下の3日間に分けて、新たに入職した4名の職員を対象に入職時研修会を行いました。
     11月22日 「事務局長講話<法人理念>」と「職場見学」
     11月29日 「職場見学」と「グループワーク」
     12月6日  「ピアスーパービジョン」


     1日目の事務局長講話では、あかつき福祉会のこれまでの道のりや現在の法人理念が出来るまで、また、法人理念「このまちで自分らしく暮らしたい」の背景にある思い・経過などについての話がありました。特に、長年あかつき福祉会に勤めて多くの利用者さんを支援してきた亀谷事務局長だからこそ話せる「全身性障害の利用者さんが一人暮らしをしたいと宣言された」など沢山のエピソード話には、参加した職員たちも興味深く聞き入っていました。
     職場見学では、箕面市立障害者福祉センターささゆり園とグループホーム(法人が運営するグループホーム9カ所のうち2カ所)を見学しました。参加職員が普段あまり行く機会がなかったり、機会があってもなかなか隅々まで見る機会がなかった設備などを”見たり””触れたり”することにより理解を深めるきっかけとなったのではないでしょうか。また、生活の場としてのグループホームについては、設備も含め、どのように暮らしているのかなど興味深く話を聞いていました。

     2日目のグループワークでは、架空の利用者支援場面について、「課題」「改善策」「自分がその場にいたらどうするか」について、話し合いをしました。
     支援のゴールはどこか、ゴールにたどり着くために何が問題なのかをうまく整理をして、話をされていました。そこで、今回は「自己決定をどこまで尊重するか」と、今回の事例ではズレた質問を講師から意図的に投げかけてみましたが、全体像と一番押さえる必要がある部分を抑えて、議論をされていました。今後の利用者支援における期待が高まる時間でした。
     ピアスーパービジョンでは、2つのグループに分かれ、お互いが『相談する側』・『助言する側』を体験していただきました。1つのグループではそれぞれの相談ごとが”子育てについて”と共通のテーマとなったこともあってか、実体験の中からアドバイスされている職員がいたりとそれぞれが親身になって助言をされていました。
     今後は、仕事の中で利用者やご家族の話を聞いたり、相談にのったりとする場面があると思いますので、今回体験したことを是非日々での取り組みに活かしていただきたいと強く感じました。
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     今回は法人全体の新規採用職員対象の研修について、ご紹介をいたしました。あかつき福祉会では現在職員の育成に力を入れています。 今回のような「あかつき福祉会全体で新規採用職員対象の研修」に加えて、「所属ごとに応じたテーマに対する研修(部門内研修)」、外部研修、講師を招いた研修、OJTの導入などを実施しています。

     法人理念にある「このまちで自分らしく暮らしたい」を実現するべく、日々前進できるように努めて参ります。


    (人財育成プロジェクトチーム一同)

    カテゴリ: 職員研修

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