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    大阪府箕面市に本部を置く「社会福祉法人あかつき福祉会」からのお知らせと最新情報

    【法人本部】「非常用浄水器」で井戸水を浄水に 

     明日11月1日(金)、当福祉会では瀬川地区の運営施設で合同避難訓練を実施します。
     今回の訓練は、消防団・箕面消防署にもご協力いただき、はしご車を使った訓練や放水訓練も織り交ぜた内容で実施する予定です。

     本日は、明日の避難訓練に先立ち、「非常用浄水器」を実際に使用してみる訓練を行いました。
     瀬川地区の敷地内には井戸があって井戸水をポンプで汲み上げることができるため、瀬川地区の防災倉庫には、災害時・緊急時に井戸水を生活用水として活用できるよう「非常用浄水器」を配備しています。
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                             (井戸水)
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                (防災倉庫)             (非常用浄水器)

     ①まずは、井戸水を汲み上げバケツに貯めていきます。見ての通り、井戸水は茶色く濁っている状態です。
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     次に、バケツに貯めた井戸水を「非常用浄水器」のレバーを前後に押し引きして吸い上げ、浄水にしていきます。
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     「非常用浄水器」を通して、あの茶色く濁っていた井戸水がきれいな透明水に変わっていきます。
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     ④次に、塩素を薄める薬品を入れて、水中の塩素濃度を薄めていきます。
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     ⑤最後に、コップに少量の水を取り出し塩素濃度を測定する薬品を入れて、水中の塩素濃度が適正であるかどうかの確認を
      行います。無事、適正な塩素濃度におさまっていることが確認できました。
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     ここまでの段階まで経た水であれば、災害時等に生活用水として活用することができます。
     今後も災害等が発生することなく「非常用浄水器」の出番がないことが一番良いのですが、災害時・緊急時に使い方がわからないと慌てなくても良いよう日頃からこういった備えをコツコツと積み上げていきたいと思います。

    (法人本部(総務課) 福田)

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