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    大阪府箕面市に本部を置く「社会福祉法人あかつき福祉会」からのお知らせと最新情報

    【法人本部】今年度1回目の入職時研修を実施しました(3日目)  

     3日目は新入職者同士で『ピア・スーパービジョン』を行いました。
     「スーパービジョン」とは、スーパーバイジー(指導を受ける側)がスーパーバイザー(指導する側)から専門性を高めるために教育を受ける過程を言います。そして「ピア」とは英語で「仲間・同僚」という意味です。
     つまり「ピア・スーパービジョン」とは、上下関係の生じない仲間や同僚同士で行うスーパービジョンのことを言います。
     通常の上司などと行うスーパービジョンと違い、話しやすく、共感しやすいといった利点があると同時にお互いがスーパーバイザーでもあり、スーパーバイジーでもあります。
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     今回は3名の職員が参加し、「話をする人」「話を聴く人」「見学者」に分かれて順番に体験してもらいました。
     テーマは「日頃の不安や悩み」。入職してから間もない経験の浅い職員同士で話をしていきます。皆さん利用者支援における悩みがほとんどで、お互い部署が違うので分からないことがありながらも「そうですよね!分かります!」と共感したり、「う~ん…難しいですよね」と一緒に悩んだり、それぞれの悩みに寄り添っている様子が伺えました。
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     感想を聞いてみると・・・
     「聞いてもらえてスッキリした!」、「共感してもらえてうれしかった!」、「アドバイスがとても参考になった!」などポジティブな意見が多く出ました。
     答えが出なかったとしても聴いてもらえる安心感は大きく、今後の利用者支援に対するモチベーションアップに繋がったようで、とても有意義な研修となりました。

     3日に渡って一緒に学んできたこの繋がりを大切に、各部署での活躍を期待しています。


     (地域生活総合支援センター 小山)

    カテゴリ: 職員研修

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