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    大阪府箕面市に本部を置く「社会福祉法人あかつき福祉会」からのお知らせと最新情報

    【支援センター】グループホームにて住宅防火診断を受けました 

     昨年末の12月15日(木)に箕面市消防本部の方にグループホームに来ていただき、「住宅防火診断」を受けました!

     「住宅防火診断」とは障害がある方など「要配慮者」世帯を対象に、消防職員の方が実際に自宅を訪問し、火災や地震等の災害や家庭内事故による被害の発生危険について、具体的な改善方法やアドバイスを行う箕面市消防本部が実施している取り組みです。

     火災を起こさないためにもしっかり診ていただきました!
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     指摘された項目は以下の通りです。

     ①電源コードを圧迫している。
     ②電源コードを束ねている。
     ③コンセントプラグが奥まで刺さっていない。
     ④コンセントに埃が溜まっている。
     ⑤火元の近くに燃えやすいものが置かれている。

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     ①はコードが破損し、そこがショートする危険があります。家具を動かして掃除し、元に戻したときに気づかずコードを挟んでしまうケースが多いようですので、マメに掃除をするご家庭は特に注意が必要とのことです。
     ②は束ねているところが熱を帯び、発火する危険があります。コードは束ねず、しっかり伸ばし、長さのあったコードを購入してくださいとのことです。

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     ③、④はコンセントプラグとの隙間に埃やチリが溜まり、そこに湿気が加わると発火する危険があります。(トラッキング現象)
     使用していないコンセントプラグは抜くようにし、定期的にコンセント周りの掃除をしてくださいとのことでした。

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     続いて、キッチンをみていただきました。
     キッチンは一番火災の起こりやすい場所ですので、重点的にみておられました。
     下の写真を見て問題のある個所が分かりますでしょうか??
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     解答です。
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     ①は、紙が剥がれてコンロに落ちてしまう恐れがあります。
     ②は、火元の近くに燃えやすいものが置かれており、火が燃え移る恐れがあります。
     ③は、油跳ねや火災が起こった際に火が広がる恐れがあります。

     つまり、火元の近くには燃えやすいものを置かないことが火災予防に重要です。


     消防職員の方には火災予防のためにも厳しめにみてもらいましたが、事例を交えながら一つ一つ丁寧に優しく予防策についてアドバイスいただきました。
     入居者の皆様の安全を守るためにも、日々の掃除や点検を欠かさないようにしようと心から思いました。
     次年度もまた違うグループホームで「住宅防火診断」をお願いしたいと思います!お忙しい中、ありがとうございました!


     (地域生活総合支援センター 小山)

    カテゴリ: こんなことしました

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