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    大阪府箕面市に本部を置く「社会福祉法人あかつき福祉会」からのお知らせと最新情報

    ‎「障害のある方たちの暮らし」について学ぶ‎ ‎~ご家族の経験談から学ぶ~‎ 

    ‎ 当福祉会では、平成26年1月より外部委員を含めた「虐待防止・サービス向上委員会」を設置しています。委員会では各職場で実施した虐待防止にかかるチェックリストの分析、虐待防止や職員の資質向上に向けた取り組み等を検討しております。‎
    その検討のなかで、「障害のある方のご家族の思い」に触れ、人権意識を高めていくような「研修」を実施しようと企画し、標記研修会を「平成26年度人権研修」として10月22日に実施いたしました。‎

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    ‎ 講師には、障害のある方の母親である後藤美和子さんと岸本美智子さんをお招きし、貴重な経験談(幼少期のビデオなども見せていただきました)を聞かせていただきました。‎

    後藤さんは、息子さん(自閉症、てんかんのある方で、現在大阪市内の就労継続支援B型事業所に通い、一人暮らしをされています。)とのこれまでの暮らしについて、‎
    岸本さんは、娘さん(経管栄養や呼吸管理などの医療的ケアを要する方で、‎現在箕面市内の生活介護事業所に通い、ヘルパーの支援を得ながら一人暮らしをされています。)とのこれまでの暮らしについてお話いただき、ご家族として‎これまでどのような思いで育ててこられたのかが、職員一人ひとりの心に強く響く研修会となりました。‎

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    後藤美和子さん
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    岸本美智子さん

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    75名の職員が参加しました


     お二人のお子さんは、障害の種別や状況はまったく違いますが、親として‎‎「ご本人の自立」を常に悩みながらも見守ってこられた姿勢や、たとえリスクがあっても、ご本人自身の考えや行動を尊重してこられたことなど、「ご本人中心の支援をしていかなくては」との思いを新たにさせていただくことができました。‎

    後藤さん、岸本さん、大変貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。‎

    ‎(事務局長 亀谷雅彦)‎

    カテゴリ: 講演会・セミナー

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