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    大阪府箕面市 社会福祉法人あかつき福祉会からのお知らせと最新情報

    平成26年度「地域で生きる」障害者問題市民講座 ドキュメンタリー映画 「ぼくは写真で世界とつながる~米田祐二22歳」上映会!! 

     箕面市立障害者福祉センターささゆり園では、障害のある方達への理解を深める啓発事業の一環として、「地域で生きる」障害者問題市民講座を開催していますが、今年度は11月2日(日)に、「ぼくは写真で世界とつながる~米田祐二22歳~」を上映しました。(70名の方にご参加いただきました)

     この映画は自閉的傾向のある22歳のアマチュア写真家、米田祐二さんが、お母様の手を離れ、沖縄旅行をされる姿を追ったドキュメンタリー映画です。なお、制作されたのはマザーバードの貞末麻哉子さんで、平成24年度の同市民講座で上映した映画「普通に生きる」(ここをクリック)を制作された方でもあり、その時も会場にお越し頂き、コメントを頂戴いたしました。
     また今回はスペシャルイベントとして、上映後に音楽を担当されたchiharuさんによるミニライブと主演の米田祐二さん、お母様の米田千鶴さん、貞末さんによる楽しいトークと盛りだくさんの充実した内容となり、あっという間の2時間となりました!!

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     「祐二さんの写真を会場で展示し、御自身で説明いただいてはどうか?」という企画が、前日(11/1)篠山市での上映会前夜祭の場で急遽決定されたそうです。そこで、箕面市でも祐二さんの作品を展示することになりました。この企画は大正解で、上映会前後の時間、展示コーナーはご覧のとおり大盛況でした!(夜の会議、恐るべしです!)
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    最初は映画の上映です。何回見ても新たな発見があります。
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     上映後は、映画の挿入歌とナレーターを担当されたchiharuさんのミニライブ! 宮城県名取市からはるばるお越し頂きました。震災当時のお話しとユーミンの「瞳を閉じて」の演奏は、深く深く心に染み入りました。映像と挿入歌、観客の方々それぞれの体験が重なり、会場のあちこちで感動の涙が・・・。
     2回目の演奏時には、祐二さん御自身も要約筆記の画面を見ながら、「春」「あおぞら」を歌っていらっしゃいました!
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     続いて、米田祐二さんご本人による作品紹介。お母様によると、初回の説明時は「鳥です」「夕焼けです」という比較的シンプルな説明だったそうですが、その後、上映会を重ねる毎に、具体的な撮影場所やその時の感情を交え、どんどん豊富になっていったそうです。当日も熱く語っていただきました! 
     「これこそが!」「くもがもくもくしています!」「夜の満月、色がついた後、ささやまで見ました」 
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     最後に貞末さんからの制作に至るまでのお話、お母様からのお言葉をいただきました。
     「祐二さんは、全く社会の障害になっていない。それなのに私達は祐二さんの障害になっている」という貞末さんからのお言葉、サポートを「仕事」としている我々スタッフの心に強く響きました。
     
     アンケートの一部を抜粋し、ご紹介させていただきます。
    ●映画、ミニライブ、トーク等、わかりやすく感動しました。素晴らしい写真も見せて頂き、良かったです。
    ●自閉症の方の特性がよくわかった。普段深くかかわることがないので、良い経験になった。
    ●みんなの思いが上映会を開催し、広げているんだなぁ! あったかい感じがとってもステキっだった。
    ●映画上映だけでなく、ミニライブやトークがあったので、より映画について理解を深めることができた。
    ●表現力豊かな祐二さんの写真と沖縄の魅力にふれ、すぐに沖縄へ行きたくなりました。
    ●とても優しい気持ちになりました。子供達に是非見せてあげたかったです。
    ●明日からまた笑顔で頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。
    ●お母さんの話の中に、参考になることが多くあった。例えばメガネの話。
    ●祐二さんの写真をポストカードにして、是非販売してほしい!!
    ●私も自閉症の息子(小1)を育てているので、自分を表現できる手段を見つけたり、いろんな関わりや親から離れての旅行など、これから息子が歩む人生を思い描きながら観ました。
    ●私にも自閉症+重度知的障害のある19歳の息子がおります。言葉を自由に使えない彼が、自分の思いを表現したり、周りの人とつながったりできる手段のヒントを頂きました。大変有難かったです。安易ですが、早速息子にカメラを持たせてみようと思いました。
    ●とにかく足を運んで良かったです。このようなイベントを作って頂いてありがとうございました。
    ●昨今流行のCGを駆使した大作と呼ばれる作品にはない、心が暖まる感動を頂きました。
    ●家族との関係、お兄さんの祐二さんへの思いは、胸にくるものがありました。
    ●学校での上映会をとおして、自閉症の方への理解をたくさんの子ども達に伝えてもらいたい。
    ●あっという間の充実した休日になりました。
    ●祐二さんによる写真の解説が良かったです。何気なくパシパシ写真を撮られているようで、実はいろんな意味が込められているのですね。

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    米田祐二さん、ありがとうございました!! 
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     米田祐二さん、千鶴さん、chiharuさん、貞末さん、おかげさまで素晴らしい映画会になりました。本当にありがとうございました。また、お帰りの際に作品まで頂戴しました。さっそく事務所に飾らせて頂きましたので、みなさん、いつでも見学にお越しください。最後に貞末さんのお言葉をお借りして、このブログを終えたいと思います。

    「生き難さを感じている人達が、笑顔になる社会であってほしい」


     上映に携わった私達ささゆり園のスタッフも、強くそう願い、行動します。

    (箕面市立障害者福祉センターささゆり園 園長 加藤)

    カテゴリ: 講演会・セミナー

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