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    大阪府箕面市 社会福祉法人あかつき福祉会からのお知らせと最新情報

    平成27年度「地域で生きる」障害者問題市民講座~障害者市民の自立と権利擁護を考える~ 

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     平成28年3月18日(金)、午後6時から、箕面市立障害者福祉センターささゆり園にて平成27年度「地域で生きる」障害者問題市民講座を開催しました。今年度は、障害者市民の自立と権利擁護を考えると題しまして、講師に兵庫県篠山市在住のOffice Kurihara(オフィス クリハラ)代表の栗原 紀代美(くりはら きよみ)さんをお招きし、ご講演いただきました。
    (詳細はこちらのアドレスをご参照ください。http://officekurihara.com/

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     ご挨拶に続いて、まず最初に栗原さんも参加されている兵庫県西宮市にあるNPO法人PASネットさん制作の啓発DVD「権利擁護で暮らしを支える」を上映しました。
     PASとは、「P=Protection:保護・擁護」、「A=Advocacy:弁護・代弁」、「S=Support:支援」を意味し、地域における権利擁護支援を実践するために、様々な専門性と役割を担うネットワークを形成することを目的に設立されました。
     DVDでは、重度の心身障害のある方、高齢者、知的に障害のある方、それぞれ3つの事例をとおし、ご本人の意思に基づく地域に根ざした生活、支援の在り方とPASネットさんがどのように役割を担っているか、が紹介されています。PASネットでは、①権利侵害からの救済・保護、②権利行使の保障、③新たな権利擁護の創造といった3つの領域を併せて権利擁護を考え、福祉職、法律職、医療関係者等、多くの人と協働してネットワーク(支援の輪)を形成し、本人主体の生活を支えていくそうです。
     西宮市社会福祉協議会の常務理事でもある、あの清水明彦さんも登場され、「重い障害があっても、明らかに自分を生きている主体そのものであって、一生懸命、生きている、その実感をみんなで共有することが大切。彼女がおって、発信する『力』を感じてきた。ご本人さん主体の生活を失うことなく共に堂々と生きていく」と熱く語っておられました。
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     参加された方々からのアンケート結果から、「どんなに重い障害があっても意思決定できない人はない、そのための意思決定支援が大切、とのお話が大変響きました」、「成年後見人制度の詳細について、理解出来ていない部分が多かったので、お話を聞かせて頂き、とてもよかったです」、「何気ない暮らしの中での生き辛さや小さなことに気づく共感性、本人の声(伝えたい思い、気持ち)を消さないように大きな声にすることの大切さを知りました」、「西宮市の「本人中心支援計画」というネーミング、考え方に共感を覚えました」等、栗原さんのお話は皆さんの心に確実に響いたようでした。
     最後の質疑応答も、会場から多数寄せられ、終了予定を10分ほど超過してしまいました。
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     本年4月から施行される障害者差別解消法を含め、ご本人さん主体の生活を支える権利擁護、意思決定支援は、今後ますます重要になってくるでしょう。栗原さん、長時間にわたり熱心にご講演いただき、本当にありがとうございました。
     箕面市においても、箕面市社会福祉協議会さんの日常生活自立支援事業「まかせてねっと」や自立支援協議会等を活かした本人主体の支援ネットワークができるよう頑張って参ります!!

    (箕面市立障害者福祉センターささゆり園長 加藤)

    カテゴリ: 講演会・セミナー

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