大阪府箕面市に本部を置く「社会福祉法人あかつき福祉会」からのお知らせと最新情報
新たに仲間に加わった職員対象の研修会を実施しました
2017/05/30 15:02:12 Tue.
今年度は、以下の3日間に分けて、平成28年度途中・平成29年4月に入職した9名の職員を対象に入職時研修会を行いました。
4月4日 「事務局長講話<法人理念>」と「職場見学」
4月10日 「職場見学」と「グループワーク」
4月17日 「ピアスーパービジョン」
事務局長講話では、あかつき福祉会のこれまでの道のりや現在の法人理念が出来るまで、また法人理念「このまちで自分らしく暮らしたい」の背景にある思い・経過などについての話がありました。
職場見学では、あかつき福祉会が運営する箕面市立障害者福祉センターささゆり園(箕面市西小路3-9-9)と箕面市立あかつき園・ワークセンターささゆり、わんすてっぷ、箕面市障害者ショートステイ室(いずれも、箕面市瀬川3-3-21)、グループホーム(法人が運営するグループホーム9ヵ所のうち2ヵ所)を見学しました。


あかつき福祉会が起ち上がった当初は1ヵ所しかなかった運営施設も、今では箕面市内に幾つも分かれていますので、参加職員は普段あまり行くことがなかったり、行ったことはあっても施設の隅々まで見たことがなかったりする施設に改めて触れ、新たな気付きを得たり、自分たちが働くあかつき福祉会についてより理解を深める良い機会となったのではないでしょうか。
各施設での支援事例等を知ることで、自分の職場に戻った時に活かせる支援や考え方にたくさん触れられたと、振り返り報告もあり、自閉症の方への支援として行っている構造化支援を実際に見学したことは、参加者の中で印象に強く残っているようでした。
2日目のグループワークでは、利用者支援の一コマの事例について、課題点・根拠・具体的な改善点を話し合う中で、自分にはなかった視点に触れられたなど、収穫はたくさんあったようです。
また、実際の職場で行っているケース会議の雰囲気を少し体感していただく場面ももち、利用者支援における重要な視点「利用者目線、利用者ニーズ」からぶれないことの重要性も感じていただけたかと思います。

ピアスーパービジョンということはみなさんご存知でしょうか。ピア(仲間)スーパービジョンは、簡単に言うと、仲間同士で助言・相談をし合うことです。
相談の対象は上司や先輩だけではなく、仲間同士で助け合う場面はたくさんあり、その関係はこれから働く中で大切なものになります。
初めは、「何を相談しよう」と悩んでいましたが、いざ相談してみると誰もが親身になっていろいろな助言をしていました。
しかしながら、一生懸命になるあまり、「助言しなければならない」という落とし穴にはまり、相談支援の基本にある、「相談者の話を聞く」ことが二の次になっている場面もありました。
利用者・ご家族との面談や他職員からの相談など、さまざまな場面で活きてくる技術です。
併せて、悩みを共有したり、他職員の人となりの一部を知ること(自己開示・他者理解)を通じて、信頼関係に繋がっていくことも体験していただきました。
引き続き、日々の業務内での指導育成(OJT)に加え、内部研修会、外部研修会(OFF-JT)に参加していただくことを通じて、一日も早く利用者・ご家族から信頼してもらえる職員へと成長されることを期待するばかりです。
(箕面市立あかつき園・ワークセンターささゆり主任 白樫)
4月4日 「事務局長講話<法人理念>」と「職場見学」
4月10日 「職場見学」と「グループワーク」
4月17日 「ピアスーパービジョン」
事務局長講話では、あかつき福祉会のこれまでの道のりや現在の法人理念が出来るまで、また法人理念「このまちで自分らしく暮らしたい」の背景にある思い・経過などについての話がありました。
職場見学では、あかつき福祉会が運営する箕面市立障害者福祉センターささゆり園(箕面市西小路3-9-9)と箕面市立あかつき園・ワークセンターささゆり、わんすてっぷ、箕面市障害者ショートステイ室(いずれも、箕面市瀬川3-3-21)、グループホーム(法人が運営するグループホーム9ヵ所のうち2ヵ所)を見学しました。







あかつき福祉会が起ち上がった当初は1ヵ所しかなかった運営施設も、今では箕面市内に幾つも分かれていますので、参加職員は普段あまり行くことがなかったり、行ったことはあっても施設の隅々まで見たことがなかったりする施設に改めて触れ、新たな気付きを得たり、自分たちが働くあかつき福祉会についてより理解を深める良い機会となったのではないでしょうか。
各施設での支援事例等を知ることで、自分の職場に戻った時に活かせる支援や考え方にたくさん触れられたと、振り返り報告もあり、自閉症の方への支援として行っている構造化支援を実際に見学したことは、参加者の中で印象に強く残っているようでした。
2日目のグループワークでは、利用者支援の一コマの事例について、課題点・根拠・具体的な改善点を話し合う中で、自分にはなかった視点に触れられたなど、収穫はたくさんあったようです。
また、実際の職場で行っているケース会議の雰囲気を少し体感していただく場面ももち、利用者支援における重要な視点「利用者目線、利用者ニーズ」からぶれないことの重要性も感じていただけたかと思います。


ピアスーパービジョンということはみなさんご存知でしょうか。ピア(仲間)スーパービジョンは、簡単に言うと、仲間同士で助言・相談をし合うことです。
相談の対象は上司や先輩だけではなく、仲間同士で助け合う場面はたくさんあり、その関係はこれから働く中で大切なものになります。
初めは、「何を相談しよう」と悩んでいましたが、いざ相談してみると誰もが親身になっていろいろな助言をしていました。
しかしながら、一生懸命になるあまり、「助言しなければならない」という落とし穴にはまり、相談支援の基本にある、「相談者の話を聞く」ことが二の次になっている場面もありました。
利用者・ご家族との面談や他職員からの相談など、さまざまな場面で活きてくる技術です。
併せて、悩みを共有したり、他職員の人となりの一部を知ること(自己開示・他者理解)を通じて、信頼関係に繋がっていくことも体験していただきました。
引き続き、日々の業務内での指導育成(OJT)に加え、内部研修会、外部研修会(OFF-JT)に参加していただくことを通じて、一日も早く利用者・ご家族から信頼してもらえる職員へと成長されることを期待するばかりです。
(箕面市立あかつき園・ワークセンターささゆり主任 白樫)
カテゴリ: 職員研修
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