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    大阪府箕面市に本部を置く「社会福祉法人あかつき福祉会」からのお知らせと最新情報

    【あか・ワーク】職場内研修を実施しました 

     今年度は6月に3回に分けて、あかつき園・ワークセンター内で法人理念についての研修を行いました。

     法人理念の説明を聞くことも大切ですが、「法人理念がなぜ必要なのか」「日々の業務や支援とどのようにつながっているのか」について、職員1人1人が振り返るとともに、ともに働く仲間と話をする中で考えを深めたり、新たな発見をする機会としています。
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     「このまちで自分らしく暮らしたい」、シンプルな言葉ですが、「箕面に法人があり『このまち=箕面』を指しているため、『このまち』は要らない」という意見や、『「自分らしく」って、どういうことなんだろう』と考えを掘り下げるなど、様々な議論がありました。当福祉会の理念の主体は、「職員」ではなく「利用者」です。「このまち」を決めるのは利用者自身であり、利用者の自己選択・自己決定といった当たり前のことを支援することがここに凝縮されていると考えています。

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     また、当福祉会には職員行動指針というものもあり、その内の1つにある「利用者のニーズを代弁し、社会に働きかけます」って、分かりやすく説明するとどういうことなんだろうと、説明に苦戦している方もおられました。何となく分かっているではなく、正しく理解し説明できるようになることで、偏見のある社会へ訴えることができたり、これから社会を担っていく子どもや学生などの若い方々をよき理解者へ引き込んでいくこともできるようになることを期待しています。

     あかつき園・ワークセンターささゆりでは、現在は年1回の全体研修に留まっていますが、参加者からは「年に数回は実施してほしい」、「全体研修だけではなく、チームとしても取り上げることで初心に帰ったり、方向性の確認になる」など、好意的な意見も増えてきています。法人理念が単なる標語にならないよう、職員一丸となって邁進していきたいと思います。

     (箕面市立あかつき園・ワークセンターささゆり 白樫)

    カテゴリ: 職員研修

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