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    大阪府箕面市に本部を置く「社会福祉法人あかつき福祉会」からのお知らせと最新情報

    【支援センター】グループホームの防災対策~備蓄品編~ 

     今年1年もあっという間で、まもなく年末にさしかかろうとしています。1年を振り返ってみると今年も台風による風水害が日本各地で発生しました。利用者の方もニュースを見て「怖いね~」「大丈夫かなぁ」と不安を隠せない様子でした。
     大阪府は大きな被害はなかったものの災害はいつどこで起こるか分かりません。備えあれば憂いなし!
     
    今回はグループホームの防災対策の中でも「備蓄品」のご紹介をしたいと思います。

     まずは、水と食料。4名の入居者と支援者が3日間過ごすことのできる飲料水や食料を備蓄しています。
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     そして、ガスや電気が止まった場合に備え、カセットコンロとガスボンベも備えています。
     水があれば食べることが可能な備蓄食材を用意していますが、やはり温かいものや少しでもおいしく食べる事も考えたいものです。これはお湯を沸かす等暖を取る手段としても使用できます。
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     また、グループホーム建物および周辺が危険と判断されれば、急いで避難所等の安全な場所への避難が必要になる場合があります。
     災害が起こってから持ち出すものを準備していては逃げ遅れてしまいますので、あらかじめ非常持ち出しリュックに必要最低限の防災用品をまとめておき、すぐに持ち出せるように準備しています。
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         避難所等の防災マップは見える場所に掲示!    リュックはすぐ持ち出せる場所に!
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     今回はグループホームの備蓄品についてご紹介しましたが、実際にこれらを災害時に活用できなければ意味がありません。
     普段はアルファ米を作る事や食べる事もありませんし、ましてやろうそくだけで過ごしたり、携帯トイレを使用したりすることもありません。入居者、支援者ともに災害時に落ち着いて対応するためにも今後は、実際に災害時を想定してそれらを体験する機会を作っていきたいと思います。

     大地震や豪雨などの自然現象は人の力では食い止めることはできません。しかし、日頃から準備しておくことで災害が起こった時に被害を最小限に抑える事ができます。これからも利用者が安心・安全に暮らしていけるように災害への備えを強化していきたいと思います。


    (地域生活総合支援センター 小山)

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