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    大阪府箕面市に本部を置く「社会福祉法人あかつき福祉会」からのお知らせと最新情報

    【ささゆり園】腰痛予防研修を実施しました!! 

     2月25日(金)職員の安全衛生に係る取り組みとして、腰痛予防研修を実施しました。
     講師は当福祉会の嘱託作業療法士としてお世話になっている笹井久嗣先生にお願いしました。

     今回の研修は、腰痛の原因、予防方法を知り、腰痛を防ぐ正しい介助方法を知るという目的のもと、日々身体介助に携わっている職員「箕面市立障害者福祉センターささゆり園」「箕面市立あかつき園・ワークセンターささゆり1F」から17名の職員が参加しました。

     内容は以下の通りです。

     ○腰痛の現在の流行・リハビリテーションの不適切な治療
     ○腰痛の要因(4つの重要な研究)・個人因子と腰痛の関係
     ○いろいろな姿勢での腰部への負荷
     ○労働者の腰部障害予防
     ○腰痛を起こさないための3原則
     ○腰痛を起こさない身体介助のヒント

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     今回は、実際に体を動かしながら、日々の介助方法を振り返ることが出来たらと、椅子に座っての講義ではなく、自由な姿勢での研修となりました。
     体を動かしながら、楽な姿勢で話を聞くことにより、堅苦しくない雰囲気で行うことが出来たのではないかと思います。

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     腰痛に関して正しい情報を得ながら、
     実は、右足と左足の長さに左右差があったり…、脊椎がどちらかに湾曲していたり…
     そんなことを確認し合いながら、自分の体を知り、自身が気を付けるポイントを確認し合いました。

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     実は、腰部障害の85%は原因不明だそうです…
     その中で、筋力ではなく、「筋持久力を高める」ことが大切だそうです。
     筋持久力を高めるためのストレッチも教えていただきました。

     最後に、

     「腰痛を起こさないための3原則」
     ●骨盤ポジションをコントロールする
     ●体幹をニュートラルポジションに保つ
     ●全身の連動性を高める


     を意識し、腰痛を起こさない身体介助のヒントを教えていただきました。

     実際の介助をイメージしながら、「こういう場合はどうしたらいいの?」など、職員間で日々の介助を確認し合う姿が見られました。

     今回の研修で学んだことを生かし、腰痛を起こさないよう、今後の支援に役立てていけたらと思います。


    (箕面市立障害者福祉センターささゆり園 松原)

    カテゴリ: 職員研修

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