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    大阪府箕面市に本部を置く「社会福祉法人あかつき福祉会」からのお知らせと最新情報

    【支援センター】グループホームで抗原検査を開始しました 

     6月に入り、夏のように暑い日が続いたと思えば雨が降り急に気温が下がる日もあり、体調を崩しやすい季節になりました。皆さんいかがお過ごしでしょうか。

     本日は、グループホームで取り組んでいる新型コロナウイルス感染対策を紹介します。

     大阪府では、第6波においても入所者施設等でのクラスターが多発し、その対策として入居者への感染拡大防止のため入所系・居住系サービスを対象に抗原定性検査キット(抗原キット)を活用し、概ね3日に1回の定期検査をすることになりました。
     ※大阪府ホームページ 高齢者施設等の従事者等への定期検査について⇓
      https://www.pref.osaka.lg.jp/iryo/osakakansensho/shisetu_kensa.html


     それまではPCR検査を実施しておりましたが、検査頻度が2週間に1回で検査結果が出るまでに2日ほどかかっており、その間に感染拡大してしまう恐れがありました。今回の抗原検査に変わったことでPCR検査に比べ検査自体の精度は落ちますが、検査頻度が高くその場で結果が分かるので、陽性者をいち早く見つけ感染拡大を防ぐことが出来ます。グループホームでは基本的な感染予防(マスクやフェイスシールドの着用、手指消毒)に加え、職員に対して3日に1回程度の抗原検査を開始しました。

     使用している検査キットはこちらになります。
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     検査手順の流れですが、
     ①スワブを鼻孔から2㎝程度、粘膜部分をぬぐうようにしてゆっくり挿入します。
      (職員が手に持っている細い棒がスワブです。)
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     ②スワブを5回程度、ゆっくり回転させます。
     ③そのまま5秒程度静置し、スワブ先端を十分湿らせた後そっと引き抜きます。同じスワブを用いて、もう片方の鼻腔でも同じように採取します。
     ④両方の鼻から採取した後、スワブを抽出液入りチューブへ入れます。
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     ⑤チューブの中にスワブを入れ、検体を抽出します。
     ⑥反応カセットをアルミ袋から出し、チューブ内の抽出液を滴下します。
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     ⑦15分静置後に判定部に出現するラインの有無により判定します。
      C部分のみに赤紫色のラインが出れば陰性です。
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     ⑧判定終了後の検査キットは、ビニール袋に入れて廃棄します。
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     以上が検査の流れになり、検査自体はとても簡単に行うことが出来ます。

     今までは2週間に1回のPCR検査を実施していましたが、今後は検査体制を強化することで、グループホームでの生活がより安全で安心に過ごしていただけるよう感染予防に取り組んでいきます。


     (地域生活総合支援センター 高岡)

    カテゴリ: こんなことしました

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